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基本的な流れ
受付
まず診察の予約をして、ご来院いただきます。
初診の方は問診票に記入した後、ウェイティングルームで一息入れていただきます。
カウンセリング
今の歯の状態について、不満や不便を感じていること、これから望むことを、できるだけ詳しくうかがいます。
また、現在の健康状態や病歴、アレルギーの有無などについて確認します。
検査
レントゲンや咬合診断などを行い、さらにCTスキャンなどの精密検査を実施します。
顎の骨の状態をチェックして、場所や骨量に問題ないかなど、インプラントの埋入手術が可能かどうか検討します。
インプラント治療を行うための基礎データとなるもので、慎重に検査することが、より良い治療結果をもたらすことにつながります。
治療方針、治療費の説明
カウンセリングと検査の結果から基本的な治療方針を決めます。
患者様にはコンピュータによるシミュレーションなども含めて、できるだけ詳しく説明します。
同時に、その治療法を行った場合にかかる費用についても概算を伝えます。
同意書の作成
治療内容や費用について納得していただけたら、同意書を作成し、サインをお願いします。
同意書の作成は、患者様の治療への理解を深めることにつながります。
一次手術
麻酔をかける
手術は局所麻酔で行いますが、患者様の希望があれば静脈内鎮静法という麻酔を行う場合もあります。
全身疾患のある患者様の場合は、麻酔医がモニタリング
(心電図・血圧の管理)によって、より安全に手術をサポートします。
インプラント埋入
顎の骨にインプラント(歯根部)を埋め込みます。
手術時間は1本の場合15分程度です。麻酔が効いているので手術中に痛みを感じることはありません。
手術後は自宅で静養するのが理想です。
二次手術
埋入したインプラントが、オッセオインテグレーションによって骨とくっついているのを確認し、支台部を立てる二次手術を行います。
その後、型を取って人工の歯を装着します。二次手術から人工の歯を装着するまで1カ月かかります。
定期検診
歯垢や歯石を取り除き、噛み合わせなどを確認。
その後、型を取って人工の歯を装着します。二次手術から人工の歯を装着するまで1カ月かかります。
インプラントに緩みなどが生じていないかチェックします。
歯周病になると土台である骨から崩れてくるので、インプラントがもたなくなります。歯周病予防のために、ブラッシング指導も行います。